七宝焼 印籠 買取致しました!
品名
七宝焼 印籠
作家名
ー
買取方法
出張買取
ご依頼地域
東京都中野区
品名
七宝焼 印籠
作家名
ー
買取方法
出張買取
ご依頼地域
東京都中野区
スタッフのコメント
こんにちは!七宝焼 印籠 を買取致しましたのでご紹介させて頂きます。
『七宝焼』は、金属とガラスを組み合わせた焼物の一種で、伝統工芸技法および作品を指します。陶器のような独特の光沢と鮮やかな色合いが魅力で、その見た目から「人がデザインできる宝石」とも呼ばれます。金属の素地にガラス質の釉薬を盛り、高温で焼き上げ作り出される七宝焼は「うわぐすり」と呼ばれる釉薬の性質に特徴があります。このうわぐすりには、作品に色を加えたり、耐水性を高めたりする効果があり、その上にリボン状の純銀線や純金線を立てて絵柄を描いていきます。薬の乗せ具合や微妙な温度差で個体差が生じるため、同じ作品を量産することは複雑な製品であればあるほど困難なのです。七宝焼という名前は、仏典に説かれる七つの珍宝(金、銀、瑠璃、玻璃、硨磲(シャコガイの殻)、珊瑚、瑪瑙)になぞらえられたことに由来しており、本作品においても硨磲や瑪瑙を彷彿とさせる深く味わいのある緑色が印籠に独特の雰囲気を纏わせています。
『印籠』は、薬などを携帯するための小さな容器のことを指します。当初は印を入れたことから印籠と称され、主に携帯用の常備薬入れとして実用的な道具でしたが、後に美術工芸品へと変容しました。現代において薬を印籠に入れて携帯することはまず無いと思いますが、こちらの作品は特徴的な根付の装飾や美しいターコイズの緒締など鑑賞用としてはもったいない程の美しい様相です。美しい七宝仕上げのこちらの印籠、是非ともお手に取って見て頂きたいです。
Belizeでは、骨董品・美術品・絵画など以外にもブランド品やジュエリー・腕時計など幅広くお買取させていただいております。お気軽にご相談ください!